寝取り魔に犯されて… 中里美穂

全体の流れ
- 視点は縛られ床に横たわった夫としてスタート。奥には妻がぐったりと横たわっています。するとすぐ強盗と思われる男がやってきて、スタンガン片手に金品を要求してきます。けれど夫から満足な答えを得られなかった為、男は奥にいた妻を連れてきてスタンガンを使い脅迫していきます。
- そして妻を夫の身体の上に連れてくると、妻を後ろから抱き締めるように拘束している男は、妻の身体を弄り始めます。胸を揉み、すぐに服を脱がせ下着を露出させ更に胸を揉みます。途中夫が手振りで止めさせようとしますが、男は尚も金を要求し激昂します。そして男は妻を身体を弄りながら、妻に対して夫に見捨てられたといった感じの台詞を吐いて責めていきます。男はそれからしばらく妻の身体を弄り、妻はそれに対し嫌がる素振りを見せ続けていきます。
- その後身体を抱き起こし夫の腰の上の辺りに跨がせるように立たせると、男は下着の中に手を突っ込み妻の恥部を激しく愛撫し始めます。そしてすぐに下着をずり下ろし、直接恥部を弄っていきます。嫌がる妻を無視して、男は激しく手を動かしたり、両手で恥部を開いて見せたりするなど、恥辱を与えていきます。
- そして下着を完全に脱がせると、後ろから両膝を抱きかかえるように持ち上げ、露出した恥部を強調するかのように夫に対し見せ付けます。それが終わると今度は嫌がる妻に対し、強引なキスをします。妻は最初そのキスに抵抗しますが、男の脅しにより口をこじ開けられ、舌を絡ませられます。夫はそれを間近で観察される流れになっています。しばらくそうしてキスをした後、男は夫に自分を見るよう指示を出し、こうなっているのはお前のせいだと言い放ちます。
- その後男は妻の口に手を突っ込み、手を強引にしゃぶらせ苦しみを与えます。そして苦しいのが嫌なら、止めて欲しいなら、俺のものをしゃぶれ、とフェラチオを強要します。妻は当然嫌がり拒否するも、尻を叩かれたり、強引にキスをされたりします。そして両手で口を強引に開かせている様を夫に見せ付けた後、ズボンを脱ぎ出してペニスを露出させるとフェラチオを強要し始めます。
- 男は妻の口に強引にペニスを捻じ込み、しゃぶらせます。夫は手で止めさせるようジェスチャーを見せますが、無意味です。むしろ男が近付いてきて、至近距離で男のペニスをしゃぶっている妻の姿を見せ付けられます。妻は何度かペニスを吐き出してしまうも、男はすぐに咥え直させ強引に腰を振っていきます。そしてペニスを奥に捻じ込むと妻はえずき苦しみます。その後男は口からペニスを抜いて、妻の恥部が濡れているだろうと指摘し、手を突っ込み強引に確認します。
- それから男は妻に夫のペニスをしゃぶるよう指示します。味比べをさせようとする男に、妻は抵抗するも男の脅迫に屈して夫の下着を脱がします。すると夫のペニスは勃起しており、それを見た男は喜び、陵辱される妻を見て勃起しているんだと指摘します。そして男の指示でペニスをしゃぶり始める妻。その後少しだけ男が画面から消えます。そして男が戻ってくると、男は妻の恥部を確認し、クンニを始めます。その音を聞かされながらしばらくはフェラシーンが続きます。クンニが終わると男は後ろからペニスを挿入し、妻を犯し始めます。夫はそれを見て手振りで咎めるような仕草を見せますが、男はお構い無しに腰を振っていきます。途中妻がフェラを辞めてしまったりもしますが、そうすると男は声を荒げ妻にフェラを続けるよう強要します。
- その後男は妻の腰を持ち上げ、妻は腰を上に突き上げたような体勢にになり、男はそのまま立ちバックで犯していきます。ここでも夫は手振りでやめさせようとしますが、無駄です。妻はお尻を叩かれたりしながら、そのまま立ちバックで犯され続けます。しばらくすると男は妻を夫から見て横向きになるよう移動させ、犯されている妻の顔を夫に見せつけてきます。妻は泣きなら男に突かれ、言葉でも責められながら、陵辱され続けていきます。その光景に夫は両手で視界を覆い隠そうとするもすぐに男に阻まれてしまいます。そしてもっと近くで見ろ、と妻の顔を近づけさせ男は激しく腰を振り続けます。やがて男は射精し、中出しした精液を夫に見せつけようとします。妻のお尻を夫のほうに向け、恥部に指を突っ込むと精液を掻き出し夫に見せ付け、それを身体になすり付けます。夫はそれに抵抗しようとしますが、縛られているので大した抵抗はできません。
- 次に男は夫婦のセックスを見せろと要求してきて、妻は縛られ寝転んだ夫のペニスを挿入するよう強要されます。妻は嫌々ながらも夫の腰の上に跨り、ペニスを挿入します。そしてゆっくりと腰を上下に動かし始めます。その後男に自分から腰を振っていると指摘され、どうせならもっと腰を振れと指示されます。妻はそんな男の脅迫に屈指、腰を激しく動かします。その光景をいい眺めだと言いながら見ていた男は、後ろから見てやると言って後ろから結合部を確認します。その確認が終わると引き続き妻を言葉で責め立てていきます。
- そして夫は射精が近づき、妻に対し手振りでそれを訴えますが、すぐに射精してしまいます。それを察した男が嬉しそうに射精したかを確認すると、背後から妻の身体を持ち上げ大またを開かせると、恥部に指を突っ込み精液の存在を確認します。そして「こんなものを見せられたら興奮するじゃねーか」と言われ再びバックで犯され始めます。夫はそうして犯される妻の姿を見せられ続け、終了となります。
非常に面白い試みをした挑戦的な作品
陵辱物というVR作品にしては珍しいジャンルの作品です。陵辱という人の好みの分かれる作品でしたので、陵辱が好きな人ならば試しに見てみるのも悪くない作品でした。
まずは女優である中里美穂さん。とても美人です。この作品の視点ではあまり近くで観察はできないのですが、それでも十分美人であることが窺えました。そんな美人な女優さんが苦悶の表情を浮かべ続け苦しんでいるのですから、好きな人にはたまらない作品なのではないでしょうか。そして作品のジャンルが陵辱ですので、女優さんはずーっと責められ犯され続けます。その間の演技は素晴らしいの一言に尽きます。苦しみながらも感じてしまうなんともいえない苦悶の表情は素晴らしく、その状態を終始維持し続けるわけですから、本当に凄いことだと思います。しかし女優さんの演技が素晴らしかっただけに、全体的に勿体無さを感じてしまう部分が多々ありました。
この作品は犯されている妻の夫の視点で行為を見ることになります。ですがこの夫が結構邪魔です。シチュエーション的に縛られているのも仕方がないですし、なにかしらのアクションを見せるのもある種当然のように思えたのですが、VRとして視聴していると急に出てくる手が本当に邪魔でした。こういった方法で夫の意思を表現するのではなく、女優さんや女優さんを犯している男優さんに何かしらのアクションをさせた方が良かったように思えます。

またシチュエーション的に仕方が無いように思えたのですが、全編通して映像が非常に暗いです。ある意味で雰囲気が出ているような気もしましたが、もうちょっと明るくても良かったのでは、と思ってしまいます。VR作品である以上視点が固定されているので、暗い上に距離の離れた位置で行為をされても、本当にただ眺めているだけという感じしかしません。本来VR作品は至近距離で女優さんを感じられる密着感などが売りだと思っているのですが、この作品に限っていえばそういう要素はほとんどありません。犯されている顔を近くで見れたりもしますが、それはほんの少しのシーンで、基本的には遠くで犯されている妻を眺める感じで進行していきます。人によってはそのシチュエーションだけで興奮できるのかもしれませんが、自分の性癖では物足りなさしか感じられませんでした。やはりVR作品である以上は近くに女優さんの存在を感じたいものです。
話の構成や見せ方には色々と課題があるように思えましたが、出演している演者さんのレベルは高いように思えます。女優さんの演技が良かったのもそうですが、妻を犯す男優さんの演技も見ていて素直に感心しました。妻に希望を与えない非道な物言いと、残忍であり変態的なその性格を非常に上手く演じています。だからこそ映像の見せ方がもう少し良ければ、もっと良い印象を得られたのではないか、と勿体無い気持ちにもなりました。

VR作品として行うには陵辱物というのは中々にハードルが高いのではないか、そう思えてしまう作品でした。なにせ視点は基本的に固定されているのですから、見せ方にだって限界はあると思います。今回のような夫の視点で、妻が犯されているところを見る、というようなものは凄く妥当な落とし所ですし、犯す側の視点にするなんて恐らくは無理でしょう。細かい部分を見れば改善の余地はありそうな気もしますが、そもそもVR作品でこういったジャンルのものはまだまだ数が無いはずです。そんな中でVR作品でこのジャンルの作品をやろうとしたのは挑戦的で好感が持てます。実際問題このジャンルには少なくない需要があるわけですし、演じている女優さんの演技だって素晴らしかったのですから、表現方法次第では今後もっと良い作品がこのジャンルで生まれてくるかもしれません。ですので陵辱というジャンルが好きな方は、VRではこういうふうに見えるのだと知ることができますので、是非視聴してみてはいかがでしょうか?